HP Compaq dc5100 SFFをパワーアップする


※この記事ではパソコンにメモリやハードディスクドライブなどの増設を行っていますが、これらの作業を行うとメーカーの保証が受けられなくなります。また、どのようなトラブルが発生しても当方では一切の責任を負いません。すべて自己責任でお願いします。

HP Compaq dc5100 SFF(p/n PM215AV)です。今となっては非力なマシンでビジネス用途でも厳しい状況です。
購入してから年数が経っていますので速度も遅くなり、WEBの閲覧やオフィスソフトの使用でもフリーズが多発します。

主な仕様は以下のとおりです。

CPU CeleronD 336 (2.80GHz)
チップセット Intel 915GV Expressチップセット
メモリ DDR2 SDRAM 256MB[256MBx1](最大4GB[1GBx4])
HDD 40GB(Serial ATA/150)
通信/ネットワーク機能 LAN(10/100/1000BASE-T)x1(Wake-On-LAN対応)
スロット LowPCI Express1倍速x1(空1)、LowPCIx2(空2)

メモリは以前256MB増設しており、現在は512MBになっていますがそれでも足りず、スワップ頻発が必至です。また、HDDの容量も少なく速度も遅いです。LANポートは1000BASE-Tまで対応していますが、負荷を下げるために新しいLANボードを取り付けることにします。CPUは交換しなくても良いとは思いましたが、他のパソコンから取り外したPentium 4が余っていましたのでこちらを再利用することにします。

CPU:CeleronD 336 (2.80GHz)→Pentium 4 (SL7PR、FSB:800Mhz ソケット:LGA775 キャッシュ:1MB 周波数:2.8Ghz コア数:1 TDP:84W プロセス:90nm)
メモリ:512MB→1536MB
HDD:40GB→1000GB
LAN:マザーボード内蔵LAN(10/100/1000BASE-T)→PCI接続LANボード(10/100/1000BASE-T)

かなり大幅な増強だと思います。これでサクサク動くはず。

早速作業開始です。まずはベンチマークソフトで現在の状況を調べます。

ベンチマーク

数値で見てもあまり意味が分かりませんがグラフにするとこんな感じ。your HDDでこのPCのHDDの速度が表されているのですが
遅すぎます。
dc5100のベンチマーク



まずはメモリの取り付けなのですが写真を撮り忘れたので割愛します。作業の前に金属でできたものに触れるなどし、静電気を逃がしておくようにしてください。

HDDの交換作業には 前回の記事で紹介したハードディスクコピー用のフリーソフトEASEUS Disk Copyを使います。あらかじめEASEUS Disk Copyをダウンロードし、CDを作成しておきます。

こちらが交換用のHDDです。なんと1テラバイト=1000ギガバイト。今までが40ギガバイトのHDDでしたからとんでもない増量です。
ウエスタンデジタルHDD

パソコンの電源を切ってから新品のHDDをこのアダプターを使ってUSBでパソコンに接続します。




パソコンの電源を入れてすぐにF9キーを押します。するとこんな画面が出るのでCD-ROMを選択し、Enterキーを押します。
dc5100の起動メニュー

Start Disk Copy 2.3でEnter
EASEUS Disk Copyの画面

画面に添って操作を行いますが、今回はHDDの中身すべてを新しいHDDにコピーするのでDisk Copyモードを選びます。

容量などをよく見て確認し、コピー元とコピー先のHDDを絶対に間違えないようにします。





Proceedボタンをクリックするとコピー開始です。


今回は40分位でコピーが終わりそうです。


コピーが終わりました。Doneボタンをクリックして終了します。


Quitボタンを押します。


OKボタンをクリックします。パソコンが再起動します。再起動し終わったら再び電源を切ります。


電源を切った状態ですべてのケーブルを取り外してからパソコンのケースを開け、現在のHDDを取り外します。
取り外しに工具は必要ありませんが、写真右側の薄い緑の板を右に広げてHDDをスライドさせるのが少々手間取ります。


現在のHDDについているネジ4本を新しいHDDに取り付けます。


新しいHDDをパソコンに取り付け、ケーブルも正しく接続してから電源を入れます。
もし、こんな画面が表示されたらF1キーを押します。しばらくしてWindowsが起動すればHDD交換は成功です。


次はCPUの交換です。例によって電源を切りすべてのケーブルを取り外しておきます。
dc5100のCPUの交換

4本のネジを取り外すとCPUクーラーが取り外せます。クーラーを取り外すとCPUが見えます。


このようにピンを起こすとCPUを固定している金具が開きますのでCPUを交換します。新しいCPUをセットするときは
向きを間違えないようにします。また、均一にシリコングリスを塗ります。


ピンを元に戻し、CPUクーラーも元通りにします。ケーブルを接続しなおし、パソコンの電源を入れます。今回はうまくCPUを認識してくれました。BIOSのアップデートは必要ありませんでした。

次にLANボードの増設です。電源を切ってケーブルを取り外しておくところはさっきと同様です。
LANボードに付属の説明書をよく読み、ドライバーをインストールします。





作業が終わりました。HDBENCHで測定すると驚くほど数値が改善しています!何故かグラフィックの項目だけ数値が悪くなっていますが、
実際の体感速度は大幅に改善していました。




今回使用したパーツや道具

※仕様や価格は変更される場合があります。また、誰でもうまく作業ができるとは限りません。すべて自己責任でお願いします。
 購入時はメーカー・販売店・オンラインショップ様の注意事項や契約内容をよくご確認ください。



ハードディスクコピーソフト
EASEUS Disk Copy








     



Orange Free Stateのトップページにもどる